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YGGなど主要Web3ゲーム・ギルドを紹介!

ブロックチェーンゲームでは、時々「ギルド」と呼ばれる集団が注目を集めています。ギルドはゲーム内のプレイヤー集団のイメージが強いかもしれませんが、Web3の世界では、NFTやトークンを運用しながらゲームをプレイする、大規模なコミュニティ兼投資組織のような動き方をするのが特徴です。

この記事では、特に有名なYield Guild Games(YGG)を中心に、主要ギルドがどのような活動をしているのか、そしてユーザーにどんなメリットをもたらしているのかをわかりやすく解説します。

2. Web3ゲームにおける「ギルド」とは?

従来のゲームでもクランや同盟のように、仲間同士で集まって一緒に遊ぶ仕組みはありましたが、Web3ゲームのギルドはもう一歩進んだ形態をとっています。高額なNFTキャラクターやアイテムをギルドが一括購入し、メンバーに貸し出して収益を分配する「Scholarship(スカラーシップ)」がその代表例です。高価な資産をギルドが用意することで、プレイヤーは大きな初期投資をしなくても遊び始められますし、ギルド側もそれを貸し出すことで実際のゲーム報酬の一部を得ることができます。

さらに、ギルドは複数のWeb3ゲームに分散投資していることが多いので、一つのゲームが低迷してもリスクを分散できるというメリットもあります。

3. YGG(Yield Guild Games)の魅力

多くのWeb3ゲーム・ギルドの中でも、YGGは特に知名度が高い存在です。2021年頃には「Axie Infinity」で大きくブレイクし、そこで得られたノウハウを活かしてさまざまなタイトルに進出しました。YGGの大きな特徴として、いくつかの要素が挙げられます。

まず、NFTを貸し出すことでプレイヤーが稼げるようにする仕組みは、ギルドの運営方針を象徴する取り組みです。NFTを高額で買わずに済むので、新規プレイヤーには大きなハードルがなく、ギルドも貸し出すことでトークンやゲーム内アイテムの一部を還元してもらえるので、両者がWin-Winになります。また、YGGは単に貸し出すだけでなく、プレイヤーに攻略情報やコミュニティのサポートを提供することにも力を入れています。メンバー同士が助け合う体制があることで、初心者でもゲームの世界に馴染みやすくなり、定着率が上がります。

YGGは資金力も豊富で、大手投資家やVCなどからの支援を受けています。その結果、Axie Infinityに限らず、新作のWeb3ゲームをいち早く見つけてNFTやトークンを購入し、プレイヤーに貸し出したり、ゲーム自体の支援を行ったりする動きを積極的に行っています。地域ごとに展開を進めているのも特徴で、たとえば東南アジアや日本で、それぞれローカルなコミュニティをサポートするYGGの支部が立ち上がっています。

4. YGG以外の主要ギルドの動き

YGGが有名な存在というのは間違いありませんが、同じようなモデルを追求しているギルドは他にもいくつかあります。Avocado DAOはYGGのようにScholarshipを主体にしながら、初心者向けの教育や啓発活動に積極的に取り組んでいます。GuildFiは「プレイヤーの実績を一括管理するIDサービス」を立ち上げているため、ギルドとしてだけでなくプラットフォームに近い形でユーザーをサポートしています。またMerit CircleやUnix Gamingなども、有力タイトルのNFTを保有して、貸し出しだけでなくeスポーツ活動や独自のDAO運営にも乗り出しています。こうしたギルドが多数存在するのは、それだけWeb3ゲーム市場が急成長している証拠とも言えるでしょう。

Avocado DAO Guide: How to Make Money, Pros, Cons, and Getting Started

5. ギルドを利用するメリットと注意点

ユーザー目線で見た場合、ギルドと関わる最大のメリットは「高額NFTを購入せずともゲームを始められる」点と「攻略情報やコミュニティのサポートを得られる」点にあります。特にPlay-to-Earn型のブロックチェーンゲームは最初に何万円、何十万円もかけなければならないケースが少なくありませんが、ギルドのScholarshipを活用すれば、低コストあるいはほぼ無料でスタートできる可能性があります。また、コミュニティ内で連携することで報酬を効率的に稼げたり、新作ゲームの先行情報を得られる機会もあります。

一方で、ギルドに参加することで、ゲーム内で得た報酬トークンの何割かをギルドに還元しなければならない場合が多いです。また、ギルド独自のルールがあるため、そのルールに従う義務が生じることもあります。大きな稼ぎを期待するのであれば、ギルドの分配率や活動方針をしっかり把握しておくことが重要です。ギルドは投資家や大口保有者の意思によって方針が変わる可能性もあるため、自分のやりたいプレイスタイルと合うかどうかを見極める必要があります。

6. ギルドが抱える課題と今後の展望

ギルドはいくつかの課題を抱えています。NFTやトークンそのものの相場が激しく上下するので、ギルド全体が思ったより収益を上げられない時期があったり、特定のゲームに依存しすぎた結果、そのゲームのプレイヤー数が減るとギルドの事業が大きな打撃を受けることもあり得ます。また、スカラーと呼ばれる貸し出しを受けるプレイヤーに対して、どのように利益を分配するかの取り決めや、マナーの悪いプレイヤーへの対処といった管理面の負荷も大きいです。さらに、各国の規制や税制がNFTやトークンにどう影響を与えるかについては、いまだ不透明な部分が多いとされています。

とはいえ、ギルドはWeb3ゲームの広がりとともに、ますます大きな存在になっていくと考えられています。ゲームごとにキャラクターや装備を貸し出すだけでなく、eスポーツチームの運営や、ユーザーが作成したアイテム(クリエイター系NFT)の流通支援など、さまざまな方向へビジネスを拡大することが期待されます。DAO形式で、ギルドメンバーが投票で運営方針を決める試みも進んでおり、より透明かつコミュニティ主導の形へ近づいていくでしょう。


まとめ

  • ギルドは高額NFTをまとめて購入し、それを貸し出すことで新規プレイヤーを支援する仕組みを確立している。
  • YGGはAxie Infinityブームをきっかけに世界的な知名度を得て、今では多様なWeb3ゲームに分散投資している。
  • Avocado DAOやGuildFi、Merit CircleといったギルドもScholarshipや独自のサービスを展開して、プレイヤーコミュニティを大きく広げている。
  • ユーザー目線では、ギルドに参加することで初期コストを抑えられたり、攻略サポートを受けられる一方で、報酬の一部をギルドに還元する必要があることや、方針の合うギルドを選ぶことが大切になる。
  • NFT相場の不安定さや、一つのゲームへの依存リスク、規制リスクなどの課題はあるものの、ギルドは今後もeスポーツやクリエイター支援など、新たなビジネスチャンスを求めて拡大を続けるとみられる。

ブロックチェーンゲームに興味があるなら、ギルドの動向を追うのはひとつの大きな手がかりとなります。初心者でもギルドを通じて始めれば、学習コストや初期費用を抑えられるケースも多いため、自分に合ったギルドが見つかればスムーズにPlay-to-Earnの世界へ飛び込むことができるでしょう。

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