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Celestia: データ可用性レイヤープロジェクトとステーキングの詳細

今回は、前回の続きとしてモジュラーブロックチェーンという考え方の紹介と関連したプロジェクトに関する説明をしていきます。少し前にエアドロップ関連で紹介した「Celestia」というプロジェクトについて、前回よりももう少し踏み込んだ解説をしてみます。

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目次

Celestiaとは

Celestia ホームページより引用

Celestiaとは、2023年10月からメインネットローンチしたモジュラーブロックチェーンのプロジェクトであり、またこのモジュラーブロックチェーンという単語の提唱者でもあります。

先週のDymensionの解説記事にてモジュラーブロックチェーンは既存のブロックチェーンの構造を機能別に3(あるいは4)つに分解したものだと解説しました。

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ブロックチェーンをブロックチェーンとして成り立たせるためには、主に以下の三つの機能が必要とされています。

アプリケーションレイヤー

VMやコントラクトに関係する、つまりどのようなアプリケーションが開発可能かを決める領域。どEthereumならEVMとSolidity、SolanaならSVMとRustなど。

決済レイヤー

トランザクションの順序を確定させる領域。ブロックチェーンによって独自のアルゴリズムが採用されている。

データ可用性レイヤー

トランザクション履歴やアカウントの残高等を保管しておくストレージ、及びそれらの保管しているデータが改ざんされていないことを証明することを目的とした領域。

これらのうち、最も最下層にあるデータ可用性レイヤー(また場合によってはコンセンサスレイヤーも)をCelestiaは担当することができます。

Celestiaの主なユーザーは「アプリケーションレイヤーを作るプロジェクト」です。

これらのプロジェクトがCelestiaに使用料として$TIAを支払い、Celestiaのブロックチェーンにそのアプリケーションレイヤーのトランザクションデータを保存する、といった感じで使用されます。

なぜデータ可用性レイヤーだけのプロジェクトが必要なのか

この理由は端的に言えば、新しいブロックチェーンを作成するコストを下げるためです。

Celestiaが開発されたのは、新しいレイヤー1のブロックチェーンを作成、運用するコストが非常に大きいという問題が提起され始めたあたりです。

現在のブロックチェーンは、主にPoSという仕組みでセキュリティ(このセキュリティとはざっくり言えば改ざん耐性)を担保しています。PoSの主な仕組みは、これまたざっくりと表現すれば、

「多くのお金を預けることで多くのお金を稼ぐことができるが、仕組みに対してズルをしたり不正を働くと持っているお金が没収される」

「また多くのお金が預けられる(=多くの参加者がいる)ほどブロックチェーンの改ざん耐性が高まる」

というものです。

より稼ぐために人々は自分のお金(ないしトークン)をネットワークに預け、没収されるので不正は働かない、また多くの人が預ければ付けるほどハッキングされづらくなる、という仕組みになっています。

新しくチェーンを作成するときの問題点は、この「多くのお金をネットワークに預け(続け)てもらう」ことが非常に難しいことです。

人が持っているお金の量は有限です。またブロックチェーンそのものの知名度はそこまで高くなく、利用しようとしている人も多くはありません。その状態で、あまりに多くの新興チェーンが立ちすぎてしまうと、それぞれのチェーンに資金が分散しすぎてしまい、どの新興チェーンも僅かなセキュリティしか得られない、ということになってしまいます。

これではハッカー以外が幸せになることはないでしょう。

なので、この「改ざん耐性を司る部分」をみんなで共有することができるようにしよう、というのがCelestiaがやっていることになります。

ばらけるはずだった全ての資金がCelestiaに集中すれば、現在のEthereumに匹敵するセキュリティを生み出すことができるかもしれません。

CoinMarketCapによれば、現在のCelestiaの時価総額は¥160,536,887,088、現在のEthereumの時価総額は¥56,479,408,274,419と、まだ100倍以上の差がありますが、それでも新興のチェーンを全部自作するよりも、はるかに高いセキュリティを得ることができます。

また、このようなセキュリティの問題だけではなく、単純にデータ可用性レイヤーとコンセンサスレイヤーは作成するのが技術的に複雑で難しいので、そこをCelestiaに任せると言った利用価値もあります。

Celestiaのステーキングについて

Celestiaだけを使うことは基本的にはできませんが、しかしTIAトークンをステーキングすることはできます。これの方法については、少し前に紹介しました。

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Celestiaはデータ可用性レイヤーであり、その上に立つアプリケーションチェーンのデータを保管するために独自のブロックチェーンを持っています。このブロックチェーンはPoSで動いており、それゆえにステーキングが行えます。

TIAをステーキングするほど、Celestiaネットワークはより堅牢になっていきます。

TIAをステークすることで、TIA自体が年利8%程度で増えていくほか、Celestiaを使用しているネットワークからのトークンのエアドロップが受け取ることができます。過去には毎週のように降ってきていた時期もありました。

興味があったらぜひ何百ドル分か、ステーキングしてみましょう!

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