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あの時話題になったBCGはどうなったのか?Off the GridとShrapnelを比較してみた

目次

1. 今回の記事の目的

本記事では、ブロックチェーン技術を活用した2つのBCG(ブロックチェーンゲーム)として注目されている「SHRAPNEL」と「Off the Grid (OTG)」を比較します。いずれもAAA級のクオリティや、新しいゲーム内経済システムの導入で注目度が高い作品です。両タイトルの概要や目的、プレイヤーが得られる体験、エアドロップ情報、技術的仕組み、そして今後の展開までを見渡すことで、Web3ゲーム業界の最前線を理解する手がかりにしていただければ幸いです。


2. それぞれのBCGの概要

Off the Grid (OTG)

https://store.epicgames.com/ja/p/off-the-grid-7e3cc5

  • 開発元: Gunzilla Games
  • ゲーム内容: 近未来のサイバーパンク世界を舞台としたサードパーソン視点バトルロイヤル。150人規模でPvP・PvEが混在し、映画監督ニール・ブロムカンプ氏がストーリー演出を担当している点が特徴。
  • 配信プラットフォーム: PC(Epic Gamesストア)、PlayStation 5、Xbox Series X|Sなど
  • ブロックチェーン基盤: Avalancheの技術を活用し、独自チェーン「GUNZネットワーク」を運用。ゲーム内アイテムをNFTとして管理可能。

SHRAPNEL

https://store.epicgames.com/ja/p/shrapnel-e59542

  • 開発元: Neon Machine
  • ゲーム内容: 大災害後の世界を舞台とした一人称視点のエクストラクションシューター。資源を集めて脱出を目指す高リスク・高リターンのプレイスタイルが特徴で、HaloやCoDなどを手掛けたAAA級スタッフが多数参加。
  • 配信プラットフォーム: PC(Epic Gamesストアなど)、将来的に正式版リリースを予定
  • ブロックチェーン基盤: Avalancheサブネット上に独自チェーンを構築。ゲーム内通貨「SHRAP」を中心にUGC(ユーザー生成コンテンツ)をNFT化できる仕組みを採用。

3. それぞれのBCGの目的・狙い

Off the Grid

  1. 大規模ユーザーの取り込み
    従来型バトロワを超えるスケール(150人PvP/PvE)とストーリー重視の体験を組み合わせ、一般ゲーマー層・コンソールユーザーも巻き込みたい狙いがあります。
  2. Play to Earn要素
    ゲーム内アイテムをNFT化して売買できるため、プレイを通じて経済的リターンを得る仕組みを導入。
  3. コミュニティ主導のネットワーク形成
    特定の「ノード」を運営するプレイヤーがアイテム鑑定(NFTミント)を手助けし、手数料を稼ぐ構造を実装することで、自律的なゲーム経済を構築。

SHRAPNEL

  1. 高度なユーザー生成コンテンツ(UGC)の促進
    武器スキンやマップなどをプレイヤー自身が作成・NFT化・売買する仕組みを整え、“クリエイト to Earn”の実現を目指す。
  2. 高品質シューターとしての評価
    AAA級の制作陣と豊富な開発経験を活かし、「単にブロックチェーン要素がある」だけでなく、ゲームそのものの面白さで差別化。
  3. コミュニティガバナンス
    トークン保有者が投票を通じてゲームのアップデートや報酬設計に関与できるDAO的なガバナンスを念頭に置いており、ユーザーが主体的に参加する経済圏を狙う。

4. それぞれのBCGで何ができるのか

Off the Grid

  • バトルロイヤルプレイ: 150人規模の対戦で、PvPとPvEが同時進行。ストーリークエストも入り混じるユニークな世界観。
  • NFTアイテム取引: PvPやPvEでレア装備を獲得→NFT化→マーケットで売買可能。トークンは「GUN」。
  • ノードによるアイテム鑑定: 特定のノード保有者がゲーム内アイテムのNFT化手数料を受け取り、ネットワーク維持にも貢献。

SHRAPNEL

  • エクストラクションシューター: 資源“シグマ”を集めてマップ脱出を図る高緊張感のセッション型FPS。
  • ユーザー生成コンテンツ(UGC): 武器スキンやマップを自作し、NFT化して販売できる。
  • 自由な経済圏: ゲーム内通貨「SHRAP」をクラフトやリサイクルに利用し、プレイヤー自身が多彩なアイテムを創出・流通させる仕組み。

5. それぞれのBCGのエアドロップについて

Off the Grid

  • GUNトークンの先行配布
    2025年Q1にトークン正式ローンチ予定で、一部のコミュニティ参加者やノード購入者向けに先行配布を行うとアナウンスされています。具体的には、テスト期間中のアクティブ度合いに応じたボーナスが検討されている模様。
  • NFTホルダーへの特典
    ゲーム内ノードや限定スキンNFTを保有しているユーザーに対し、将来的に特典や追加エアドロップが予定されていると言われています。

SHRAPNEL

  • SHRAPトークンのコミュニティ配布
    すでにトークン自体は発行済みですが、正式版開始に合わせて、初期NFT(Operator)保持者へのエアドロップが計画されています。
  • イベント報酬
    ホリデーイベントや期間限定ミッションの完遂報酬として、新規アイテムやトークンをエアドロップする事例が散見されており、今後も大型アップデートごとに類似施策が期待されます。

6. それぞれのBCGの技術的詳細、仕組み

Off the Grid

  • ブロックチェーン基盤: Avalanche上の独自L1サブネット「GUNZ」ネットワークを構築。
  • NFT鑑定システム: ゲーム中に見つけたアイテムを「Hex」に格納→マップ内ノードに提出→NFTとしてミント。ノード運営者にはトークン報酬が分配される。
  • 任意のウォレット連携: Steam非対応だが、Epic Gamesストアから起動する際、希望者のみブロックチェーン機能を利用できる仕組み。不要な人は単にバトロワとして楽しめる。

SHRAPNEL

  • Avalancheサブネット: ベースはAvalanche Cチェーンで発行されたトークンをサブネットにブリッジ。
  • クリエイター向けツール: ゲーム内エディタで作成したスキンやマップを少額トークン手数料でNFT化可能。
  • クラフト&リサイクル機能: アイテムを組み合わせて新しい武器を作ったり、不要スキンを分解→新スキンに生まれ変わる仕組みを導入。トークン消費がゲーム経済を回す。

7. それぞれのBCGの今後の展開

Off the Grid

  • 大型アップデートとGUNトークンの本格運用
    2025年Q1には独自チェーンのメインネット稼働とトークン上場を計画。アイテム売買やノード報酬がより活発化する見込み。
  • eスポーツ大会の開催
    オフライン大会「OTG IRL Championship」など、大会企画やコミュニティイベントで利用者の継続を図る方針。
  • さらなるマップ&ストーリー拡充
    シーズン制アップデートで新エリア・新クエストを投入。圧倒的スケールのバトロワ+ストーリーゲームとしての進化が期待される。

SHRAPNEL

  • 正式版リリースに向けた完成度向上
    2025年中にフルローンチを目指し、アルファ/ベータ版で得たフィードバックを改善。UGC制作機能の一般公開が大きな目玉に。
  • トークンエコノミーの確立
    Operator NFT保持者へのエアドロップなどを通じて、SHRAPトークンの流動性やゲーム内消費サイクルを確立。ガバナンスやDAO投票にも注力。
  • 拡張コンテンツ(新マップ・新Mod)
    プレイヤーコミュニティ発のマップや武器スキンが増えれば、モジュール的なアップデートによりゲーム体験が広がる見通し。カジュアル層へのアピールも課題。

まとめ

「Off the Grid」はストーリー重視の大規模バトロワとして短期間で大勢のゲーマーを獲得し、NFTによるアイテム売買・ノード運営などで稼ぐ仕組みを構築。一方の「SHRAPNEL」はエクストラクションFPS+UGCに注力し、トークンやNFTを使ったユーザー主導のクリエイティブ経済を目指しています。

いずれもAvalancheを基盤とし、ハイレベルなゲームクオリティとブロックチェーン要素を融合させようとしている点は共通していますが、それぞれのテーマや仕組みは大きく異なります。大人数バトロワで豪快な体験を楽しみたいならOTG、戦略性とUGC主体のFPSが好みならShrapnelといった選び方ができるでしょう。

今後、正式なトークン公開やエアドロップ施策、シーズン制の大型アップデートなどが進めば、Web3ゲーム市場のさらなる拡大に大きく寄与すると予想されます。すでに両作ともAAA級タイトルの呼び声が高く、今後のロードマップに合わせてプレイヤーコミュニティが形成されることで、“次世代のブロックチェーンゲーム”として定着するか注目です。

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