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「○○ to Earn」の正統進化版、「DePIN」とはどのようなゲームか?Hivemapperについても紹介!

今回は、今年最初付近から流行しだしたブロックチェーンゲームの進化系ともいえるWeb3アプリケーションの、DePIN(”でぴん”、と読みます)について解説していきます。

ざっくりどのような違いがあるかというと、DePINは今までのブロックチェーンゲームよりもポンジスキームになる可能性が低く、トークンの価値の担保が必ず存在するという点があります。

目次

DePINとは何か?

DePINとは、Decentralized Physical Infrastructure Networkの略称で、直訳すると「分散化された物理的インフラのネットワーク」という意味になります。

と言っても全くピンと来ないので、さっそく既にあるDePINの事例を見てみましょう。

Hivemapper

https://beemaps.com

Hivemapperは、専用のドライブレコーダーを購入し、ユーザーがそのドライブレコーダーを使用して道を録画したデータを読み込むことによって、分散的に世界地図を作ろう。といったことをしているプロジェクトです。

簡単にいえば「Drive to Earn」のブロックチェーンゲームプロジェクトですね。

Solanaブロックチェーン上に構築されています。

上の画像は日本の東京周辺の画像ですが、道が青かったり白かったりしているところはHivemapperのユーザーによって読み込まれた、最新のマップデータがある領域です。山のほうになると、ちらほら薄い、Hivemapperユーザーが通ってない道がありますね。

ユーザ専用のドライブレコーダーを最初に購入する必要があります。最低489$なので、7万円くらいが初期費用として発生することになります。

ユーザーはこのドライブレコーダーを自身の車に装着して運転することで、Hivemapperの独自通貨である$Honeyトークンが受け取れます。

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/hivemapper

Honeyトークンの現在の価格は8円付近を推移しているようです。

何故運転することでトークンがもらえるのか?

ここまでなら、HivemapperはただのTo Earn系プロジェクトでした。今までのTo Earnのプロジェクトは、というかすべてのブロックチェーンゲームに言えた弱点ですが、それは「独自トークンの価値の担保が全くない」という点でした。

理由はこれだけではないですが、トークンの価格の乱高下や、バブル終了後に価格が0.1円などほぼゼロ付近まで行ってしまうのは、価値の担保が存在しないことが一因だと考えられています。

Hivemapperは、この「価値の担保」を生みだすことに成功しています。というのも、Hivemapperはユーザーが録画した地図データや道路データをAPIを通して購入可能にしているのです。

最新の地図データや、道路状況などを確認したい業者は、このAPIを通じて道路の情報を購入することができます。この購入金額が、そのまま$Honeyトークンの需要になり、価格維持につながっているわけです。

改めて、DePINとは何か

ブロックチェーンゲームがDePINになるために必要な要素は、この「価値の担保になるデータの売り先が存在している事」です。DePINは、ユーザー目線でやっていることは今までのTo Earn系と同じですが、ビジネス的な視点で見ると、以下のようなモデルになります。

ユーザーを通して広範囲からデータを収集し、収集したデータを適切な業者や機関に買い取ってもらうモデル。またこの際、データ収集に貢献したユーザーには暗号資産とブロックチェーンを用いて適切にインセンティブを与える。

これがDePINの説明となります。

今までのブロックチェンゲームより、収集したデータそのものに一定の価値があり、プロジェクトはそのデータの売り上げで自社トークンを買い戻す等の価格維持方策が行えます。この点で、過去のものよりも「健康的な」プロダクトだと言え、また持続的でもありますね。

余談…DePINの名称変更について

このわかりづらいDePINという名称は、X上でのMessari(暗号資産のレポートやプロジェクトの情報をまとめている企業)によって、どのように呼ぶかのアンケートがとられた結果DePINになったのですが、DePINの本質が明らかになるにつれ、この呼び方は少々狭い(DePINプロジェクトであることに物理的なインフラは絶対必要ではない)と指摘されることが増えてきました。なので、DePINからまた別の名前に名称変更しようという運動が少しづつ起こっています。

結局何になるかはまだわかりませんが、より包括的にこれらのDappsを表現でき、かつ分かりやすい名称になると嬉しいですね。

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