今回は、マンホールや電柱などのインフラ設備の写真を撮影すると稼ぐことができるブロックチェーンゲーム、「TEKKON」について解説します。
以前開催されていたイベントでは時給2,000円ほどの収益を稼いだプレイヤーも出ているので、気になる方は本記事でゲームの概要を解説し、プレイしてみましょう。
TEKKONとは
TEKKONは、インフラ設備の写真を投稿してポイントを稼ぐブロックチェーンゲームです。
現在はベータ版がリリースされており、ユーザー数は全世界で16万人を超えています。
TEKKONが開発されている背景には、マンホールや電柱など公共インフラ設備の管理の課題があります。インフラ設備は、1度作られると継続的に維持管理費用が必要になり、多くの国では管理費用に莫大なコストがかかっている一方で事故が相次いで発生しているのです。
例えば水道関連インフラに関しては、日本全国に下水道関連のマンホールが1,500万基ほどあるとされます。しかし、そのうち300万基ほどが耐用年数を超えていると言われています。
これらのマンホールは修理が必要になってきますが、どのマンホールから修理していくべきなのかはマンホールが設置されている場所の環境要因やその他の状況によって異なるので、耐用年数を超えている年数順に修理していくのは非効率であり、事故を起こしかねないでしょう。
そこで、TEKKONのプレイヤーにマンホールの写真を撮影して投稿してもらうことで管理しやすくなり、水道関連のマンホールについては更新投資金額を30〜40%も削減できるという試算がでています。
市民の力を活用してインフラ設備の状態を管理しやすくすることをビジョンとして掲げており、プレイヤーは写真を撮影した対価としてポイントを獲得できます。
現在はマンホールと電柱が写真撮影の対象になっています。
ここからはTEKKONのゲーム内容についてですが、TEKKONで行う活動には主に以下4つがあります。
- フィールドプロット:未投稿のインフラの現地に行く
- ポスト:インフラの写真を撮影して投稿する
- レビュー:他のプレイヤーが投稿した写真に対してリアクションをしたりレビューをする
- インスペクト:他プレイヤーが撮影したインフラの場所を実際に訪れ、撮影・投稿されたデータが正しいかを確認する(一部のユーザーのみが行える)
基本的には、フィールドプロットとポストの2つが主な活動内容になるでしょう。
インスペクトのような高度な活動を行うと、追加でポイントを獲得できます。
また、TEKKONにはゲームの相棒となる犬のキャラクターがいます。犬のレベルや能力に応じてもらえるポイントの量が変わり、犬を売却してポイントに交換することも可能です。
TEKKONのポイントについて
TEKKONには、主に以下2つのポイントがあります。
- リワードポイント:投稿を運営レビュー通ることで獲得できる
- 内部ポイント:TEKKONの活動で獲得できる
- デビットポイント:最大効用スコアの算出に利用されるポイント
リワードポイントはTEKKONのネイティブトークンである$WECトークンに交換が可能で、内部ポイントは交換不可能です。
TEKKONの主な活動となるフィールドプロットとポストでは内部ポイントを獲得できます。
トークンを稼ぐにはリワードポイントが必要になるわけですが、リワードポイントは運営レビューというものを通る必要があります。
運営レビューとは他のユーザーから多くのいいねを獲得したポストや、運営主催のイベントにて投稿されたポストを、運営がレビューすることです。
現状で運営ポイントを獲得できるのは電柱のみで、イベント以外では他のユーザーから高く評価されるポストを行うことで稼げるわけです。
他のユーザーから高い評価を得るには、写真がきれいに撮影できているかや、ガイドに沿って撮影されているかなど、基本的な写真撮影の技術が必要になります。
リワードポイントを$WECに交換できる量は、デビットポイントを利用する最大効用スコアに基づいて算出されます。
最大効用スコアは、日々のTEKKONの活動におけるポイント課金額・消費額・WEC変換額により毎日算出されるもので、獲得したポイントを消費すれば最大効用スコアは上昇し、獲得したリワードを$WECへ交換すると最大効用スコアは減少します。
最大効用スコアに基づいてどれほどの$WECをプレイヤーに排出するか設定することで、排出し過ぎることによる大きな売り圧を防げるでしょう。1日にプレイヤーに配布されるトークンの量を制限する仕組みは、導入するブロックチェーンゲームが増えているように感じます。
TEKKONのトークンについて
TEKKONは、ネイティブトークンとして$WECトークンを導入しています。
初期発行枚数は3億枚で、上限はありません。
トークンエコノミクス設計は以下の通りです。
- エコシステム:20%
- プレイヤーへの収益:20%
- パブリックセール:25%
- Private placement:15%
- チーム:20%
今後追加で発行される$WECはプレイヤーへの収益の部分のみに割り当てられ、今後リワードで必要となる$WECの見込み数と発行済みのリワード用$WECの残数のバランスをみて追加するかどうか決められます。
ゲーム内で消費した$WECはバーンされるようになっています。

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