今回は、仮想通貨を擬人化したアイドルを活用したゲームである、コインムスメについて概要やトークン情報を解説します。
ブロックチェーンゲームで問題視されがちな収益の持続可能性についても、他のプロジェクトとは違い変わった仕組みを導入しているので、ぜひお読みください。
コインムスメとは
コインムスメは、仮想通貨を擬人化させたアイドルを活用し、バトルするブロックチェーンゲームです。
Oasysチェーン上で開発されていて、2024年6月にクローズドベータ版が終了しました。
上の画像のようにさまざまな銘柄が基になっているアイドルが存在し、5人集めてデッキを編成してバトルを行います。
キャラクターはガチャを引くことで入手でき、それぞれNFTとなっています。
バトルでは5つのバトルステージ毎に1人のアイドルを選択し、相手が選択したアイドルとステージが指定しているパラメータの数値で勝負します。
5ステージでのバトルが終了し、3勝以上すれば勝利、2勝以下だと敗北です。勝利すればCPというポイントを獲得でき、敗北すると失います。
パラメータとは、アイドルのレベルや歌、ダンスなどの能力などのゲームステータスのことで、NFTのレアリティも関係します。
アイドルはレアリティごとにバトルに使用できる回数が定められており、残り使用回数が0になったアイドルは1枚までしかデッキに編成できず、レベルアップができなくなったりポイントを稼げなくなったりします。
専用のアイテムを消費することでポイントを稼げる能力を回復できますが、レベルが初期値に戻されるのでデッキを変えるなどの選択が必要です。
獲得したCPは、バトル後に行えるハイ&ローに挑戦してさらにポイントを増やすことも可能です。伏せられたプレーヤーの手札が、場に表示されているカードに比べて大きいか小さいかを予想するミニゲームで、予想が当たるとCPが1.5倍に、外れると0になってしまいます。(まれに失敗した状況から逆転する演出が発生する場合がある)
そして、バトルで獲得できるCPはコインムスメのもう1つのゲーム要素である騰落率レースに使用します。
騰落率レースとはコインムスメのキャラクターのモチーフとなっている仮想通貨の銘柄の騰落率を当てるゲームです。レース開催期間中に、価格上昇率が高い(下落率が低い)銘柄を予想し、CPを消費して各銘柄のキャラクターに投票をします。
レースはより価格上昇率が高い銘柄が上位になり、下落した場合は下落率が低い銘柄の方が上位になります。
価格はCoin Market Capの数値が参照され、開催期間開始時点の対象仮想通貨の価格がベースとなります。
予想ができたらレースに出場している複数の銘柄の順位(1~5位)を選択し、予想の当たり具合によって報酬が変動する仕組みです。基本的に報酬は低く設定されており、すべての順位を当てられると高い報酬が受け取れます。
報酬はMSM交換券というアイテムがもらえ、これはコインムスメのトークンである$MSMに交換したり、ゲーム内通貨であるMus-Mに交換したりできます。
コインムスメで稼ぐにはキャラクターNFTのレアリティも重要ですが、課金するだけでは難しい仮想通貨の相場知識が重要になる点が他のブロックチェーンゲームとの違いになるでしょう。
まとめると、コインムスメではまずアイドルのデッキを編成してバトルし、集めたCPを使ってレース予想に参加することで収益を稼げるゲームです。
コインムスメのトークンについて
コインムスメは、ネイティブトークンとして$MSMトークンを、ゲーム内通貨としてMus-Mトークンを導入しています。
$MSMの主な用途は、ステーキングによるゲームアイテムの獲得、ガバナンス、Mus-Mの購入などで、Mus-MはNFTを獲得するためのガチャを引けたりショップでのアイテム購入など、ゲーム内でのさまざまな支払いに使用できます。
トークンエコノミクス設計や総発行枚数などはまだ公開されていません。
Mus-Mは$1=100Mus-Mで価格が設定されており、180日の有効期限を過ぎると使用できなくなる仕組みです。
また、売上の8〜9割はユーザーに還元する報酬プールのためのMSMの購入に使用されるようになっています。
報酬プールはユーザーへのゲーム内報酬や、$MSMの価値を上げるためのバーンにのみ使用され、報酬として獲得できる$MSMの量は配布時の市場価格を参照して一定の報酬を得られるようになっています。
$MSMの価格が下落しているときは獲得枚数が増加し、逆に上昇している時は枚数が減少するので、期待獲得量が相場に左右されません。

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