今回は、The Sandboxと同じメタバース空間上で遊ぶブロックチェーンゲームのDecentralandについて、概要やトークン情報を解説します。
Decentralandは2020年から運営されており、ブロックチェーンゲームの中でも長く運営されているためどのような経済圏になっているのか参考になる部分もあるでしょう。
Decentralandとは
Decentralandは、メタバース空間上で遊ぶブロックチェーンゲームです。Polygonチェーン上でカリフォルニアを拠点とする非営利団体「Decentraland Foundation」が開発を行っています。
本作の特徴は、開発はDecentraland Foundationが行っていますが運営はDAOという形態で行われていることです。
DAOは自律分散型組織と言われ、Decentralandをプレイしていたり経済圏に関わっていたりするユーザーが運営の方針を決めていく組織になっています。
プラットフォームを管理する中央集権的な母体がいないことで透明性のある運営ができると注目されており、ユーザーガバナンスで提案、投票が行われ、コミュニティ手動でゲームの方針が変わっていくのです。
DAOに参加するには、本作が販売している$MANAトークンを保有したり、本作で使用するNFTのLANDを保有したりする必要があります。
DAOへの参加やLAND内で自分のコンテンツを作成したい場合にはトークンやLANDの購入費用が発生しますが、基本的には無料でプレイできます。
似たゲームシステムを導入しているゲームにThe Sandboxがありますが、主な違いはメタバース上のモデルの違いがあります。
本作はポリゴンチックな3Dモデルなのに対して、The Sandboxはピクセルチックなボクセルアートの3Dモデルになっているので、デジタル感の強い世界観が好きな方はDecentralandを、マインクラフトのような世界観が好きな方はThe Sandboxをプレイするのがよいでしょう。
Decentralandのゲーム性
Decentralandのゲーム性は主に以下の2つです。
- LAND内のコンテンツをプレイする
- イベントに参加する
LANDというゲーム内の土地NFTを購入することで、LAND内でコンテンツを作成できます。専用のエディターやSDKを使用すればゲーム開発の経験がない方でも簡単にゲーム内コンテンツを作成でき、マインクラフトのように自由に世界を作れます。
LANDや作成したデジタルアイテムはマーケットプレイスで売買できるので、人気コンテンツを作成できればゲームを楽しみながら収益化ができるでしょう。
また、メタバース空間で開催されているイベントに参加するのも楽しみ方の1つです。
アバターを操作してメタバース空間内を冒険したり、友達と会話したりできるので、オンライン上でさまざまな娯楽を複数人で楽しめます。
過去にはOASIS KYOTOという、神社仏閣など日本の古都を連想させる街並みが作られたメタバース空間があり、ファッションや音楽などを体験できる施設がオープンされています。
イベントは参加するだけでなく、自分が開催側になることも可能なため、本作を盛り上げたい方は積極的にイベントを開催できます。
有名オークションハウスのサザビーズのNFT展示場、コカコーラのイベントなど、さまざまな企業と提携してイベントが開催されているので、気になる方は覗いてみるとよいでしょう。
Decentralandのトークン
Decentralandでは、ネイティブトークンとして$MANAを発行しています。総発行枚数は21.9億枚で、プラットフォーム内でのあらゆる取引に使用する通貨の役割があります。
他にもガバナンスへ参加するための権利を持てるので、ガバナンスに参加したい方は購入する必要があります。
$MANAは定期的に流通量の数%がバーンされていて、トークンの流通枚数がインフレして価格が低下してしまうことを防いでいます。
しかし、トークン価格は最高値の約5ドルからは大きく下落して1/10程度の価格まで下落しているので、ゲームを盛り上げるための根本的な施策が今後必要になるでしょう。

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