今回は、人気ブロックチェーンゲームのOff the Gridで現在話題となっているブラックマーケットについて解説します。
Off the GridのNFTの大口コレクターもブラックマーケットでNFTを売却しないかと話が持ちかけられていたり、ゲーム内のレアアイテムの価値が変わる可能性があったりなど、今後のOff the Gridの動向にも関わる内容のため、ゲームをプレイしている方や人気ブロックチェーンゲームの動向が気になる方はチェックしておきましょう。
Off the Gridのブラックマーケット
まず、Off the Gridがどのようなゲームなのかというと、Avalancheサブネット上で作られているバトルロワイヤルシューティングゲームです。
Gunzilla Gamesというドイツ企業が開発していて、Animoca BrandsやJump Crypto
などから合計4600万ドル以上の資金調達を行っています。対応デバイスはPC、PS5、XBOXです。
FortniteやApexのようなゲーム性で、徐々にエリアが狭まっていき最後の1人になるまで生き残ったプレイヤーが勝利です。
現在はAbalancheサブネットで開発されていますが、GunzillaはOff The Gridをより普及させていくために今後独自チェーンであるGUNZチェーンの開発も行っており、2025年にリリース予定です。
GUNZのメインネットがまだローンチされていないので、ゲーム内アイテムを自由に取引することはできないのですが、これを売買できるようにするためのブラックマーケットが生まれています。
ブラックマーケットはリアルマネーで取引されており、スキンコレクターがDiscord サーバーや取引専用のグループに集まり、「USDでGUNトークンを購入したい」というメッセージをチャットに送りつけたり、レアなスキンを現金と引き換えに販売したいと申しでたりしています。
ブラックマーケットでの売買は利用規約違反となっているのですが、オンチェーン実装前にレアアイテムを入手できるというメリットは、利用規約違反というリスクがあっても行う価値があるとユーザーは感じているようです。
もちろん非公式で作られたマーケットのため売買自体にもリスクがあります。
例えば購入者が支払用のトークンを用意し、購入費を支払ったとしても売却者はトークンだけ受け取りアイテムを送らないということもできます。逆も同じです。
また、レアなアイテムを売却するときはプログラムのエラーを突いて盗むハッカーが存在する可能性もあるでしょう。
さまざまなリスクがありますが、ブラックマーケットで売買を行う人は多く、Off the Gridの注注目度合いもうかがえます。
Off The Gridの大口コレクターである「Money Magician」と「torToro」はすでに6万ドルのオファーを受けていますが、2人は今後よりNFTの価値が向上していくと考えているので売却を拒否しています。
ただ、この2人はそれぞれ約10,000点と19,000点のNFTアイテムを所有しています。
これは前身であるモバイルゲームTechnocoreから集めたものです。
現実的に考えてこの量のアイテムをゲームで使うとは考えにくいため、今後アイテムの価値が向上した際に大半が売却される可能性が高いでしょう。
中にはオファーを受け取ってアイテムを売却したコレクターもいます。そのコレクターは1,500ドル相当の$SOLを受け取り、ゲーム内のアイテムを一式売却したと語っています。
コレクターはすでに十分なGUN$を持っており、メインネットのローンチ前に在庫の一部を換金し、不確実性によるリスクを減らしたというのが理由です。
しかし、多くのトレーダーは逆にメインネット稼働後にアイテムの価値が急上昇すると確信し、現在の市場は仕込みの時期だと考えています。
Discord上でブラックマーケット専用のチャンネルを立ち上げ、売買関連のやり取りをしているゲームクランも徐々に登場しているため、今後も非公式マーケットは拡大していくと思われるでしょう。
ただ、ブラックマーケットはメインネットが登場すれば役割はなくなるので、予定の2025年にメインネットがリリースされれば1年以内にブラックマーケットも必要なくなるでしょう。

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