今回は、先日リリースされたばかりの注目ブロックチェーンゲーム「MapleStory Universe」のトークン情報について解説します。
MapleStory Universeは現在$NXPCトークンを発行しており、トークンエコノミクス設計が面白いと話題になっています。
注目ブロックチェーンゲームのトークン価格がどのように動くのかにも関わってくるので、ぜひお読みください。
MapleStory Universeとは
MapleStory Universeは、MapleStoryのIPを活用したエコシステムです。
そもそもMapleStoryとは韓国最大級のゲームIPで、Nexonが買収をし運営をしています。
MapleStory自体は累計ユーザー数1億8000万人、売上高5兆ウォンを超えるほどの人気を集めており、NexonはMapleStoryのIPを活用してブロックチェーンゲームを開発しています。
MapleStory Universはブロックチェーン上のプラットフォームで、今後さまざまなゲームやソーシャルメディアなどがリリースされていく予定です。
MapleStory Universeのトークン情報
MapleStory Universeは独自トークンとして$NXPCトークンを発行しています。
すでにBinanceやGate.io、Bitgetなどの取引所への上場が決定しています。上場は5月15日です。
総発行枚数は10億枚で、トークンエコノミクス設計は以下の通りです。
- コミュニティ:80%
- エコシステム:16.4%
- 知的財産管理:2%
- チーム:0.6%
- アドバイザー:0.4%
コミュニティへ配布が8割を超えているので、他のブロックチェーンゲームより報酬額が多くなる可能性があります。
コミュニティへの報酬はユーザーの参加を促進し、エコシステムの拡大に貢献したユーザーに配布されるようになっています。
配布サイクルはビットコインの半減期モデルに似た、サイクルを増すごとに配布量が減少していく配布サイクルに則って配布されていきます。
エコシステムの部分については、16%のうちのほとんどが初期コミュニティへ配布されるようになっていて、開発を支援する初期貢献者に配布される予定です。
おそらくこの部分がエアドロップに該当し、16%は他のゲームと比較して多い配布割合になるでしょう。
$NXPCは、「NXPC Fission」と「Item Fusion」と呼ばれる2つのメカニズムを通じて動作しており、相互作用しています。
NXPC Fissionは「$NXPCをバーンしてNFTをmint」するシステムで、Item Fusion は逆に「NFTをバーンして$NXPCを再発行」するシステムです。Fissionが活性化すれば$NXPCの供給が減り、Item Fusionが活性化すれば供給が増えます。
NFT需要が旺盛なフェーズでは$NXPCが相対的に不足し、デフレ圧力が価格を押し上げますが、NFT市場が冷えてNFTホルダーが流動性確保のためItem Fusionを選択すると、一時的に放出される$NXPC がインフレ圧を高め価格を抑制するという構造です。
また、$NESOというゲームトークンも発行され、限定特典にアクセスできたりマーケットプレイスでNFTを入手できたりします。
$NESOは$NXPCへの固定交換レートを持つトークンです。スマートコントラクトを通じて、NXPCはNESOに、またその逆の交換が可能です。
NESOの入手方法はまだ詳しく公開されていませんが、ゲーム内でさまざまなアクティビティを行うことで入手できるようです。
NESOは$NXPCと固定倍率で交換できる仕組みになっているため、どちらの通貨も供給量は有限となっています。そのため、ある程度のインフレ対策はできていると言えるでしょう。

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